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スタッフから事業主の思考へ

社会人を経験している人であれば、ある程度の仕事のノウハウやビジネススキルを持っていることでしょう。
前項の会社員のメリットでも紹介したとおり、会社の仕事で得たノウハウは、個人でインターネットビジネスをおこなう上でも役立つことが多々あります。
しかし、技術的なノウハウだけでは会社員止まりで、ネオニートになるのは難しいでしょう。
それはつまり、会社員のように「与えられた仕事を完璧に仕上げる!」という意気込みだけでは不十分ということです。
ネオニートには、仕事の計画を作り、それをやり遂げることによって得られる利益を見積もるという、事業主の思考が必要になります。

仕事を見つける

ネオニートなのに仕事を探すなんて……、と思われるかもしれませんが、将来的に仕事をしなくていい状態を作るために、今仕事をするのです。
もちろん、その仕事も会社員のように上司から与えられて嫌々するような仕事ではなく、自ら選んで取り組む仕事です。

さて、本題に入りますが、仕事を見つけるとは、ネオニートに必要なスキルのところで紹介した「ニーズを探す」ということと同じと考えて構いません。
需要があるところに仕事があるというわけです。

ネット上でホームページやブログを作成して収入を得るためには、ネット検索者が欲しがっている情報を発信する必要があります。
どんなに自分が詳しく、いくらでもネタが尽きないような情報でも、それを知りたいと思う人がいなければ、誰もそのサイトを訪れてはくれません。
ニーズがあってはじめて、仕事になる可能性が出てくるのです。

会社員の場合、この「ニーズを見つける」という作業は会社の経営者の仕事であり、社員はそのニーズに即して与えられた仕事を仕上げるだけだったと思います。
しかし、ネオニートを目指すのならば、仕事を用意するのも仕事です。
それも最も重要な仕事です。
ニーズのないテーマで、どれだけ努力して情報を発信してもまったく収益には結びつかず、時間と苦労は水の泡になってしまいます。
最初のボタンを掛け違えたら、後にどれだけの正確性があっても悲惨な結果に終わります。

仕事を始める前に、しっかりとニーズをチェックすること。
ここが会社員と大きく異なるところなので、絶対に忘れないでください。

コスト管理

会社員ならば、仕事に必要な道具や時間は、すべて会社が用意してくれます。
また、新人ならば必要な能力を身につけてもらうために研修も受けさせてくれるでしょう。
そのため、原則的には労働者にコストは一切かかりません。

しかし、会社を辞めて自分一人で仕事をするとなると、当然ながら、仕事に必要な資材はすべて自分で用意しなければなりません。
仕事を始めるに当たり、不足している能力があれば、それも自分の努力と時間を使って身につけなければならないのです。

たとえば、仕事のネタを探すためにニーズチェックをしたところ、英会話に関する情報を探している人が多いことが分かったとします。
ここで、英会話のスクールや通信教育の情報をホームページやブログで発信すれば、多くの人が自分のサイトに集まり、そこで紹介している商品が売れるはずです。
しかし、自分には英会話の知識はほとんどないので、いきなり英会話の情報を発信することはできない。
そうなったとき、選択肢としてはつぎの2つでしょう。

  1. がんばって英会話の知識を蓄える
  2. あきらめて他のテーマで情報を発信する

もし、英会話の知識を蓄えるとなれば、相当な時間をかけることになるでしょう。
しかし、ニーズは確実にあるのですから、努力さえできれば成功する可能性は非常に高いと言えます。
一方、あきらめて他のテーマを探すのならば、もう一度ニーズチェックから始めなければなりません。
これも大変ですが、自分の得意な分野でしかもニーズのあるテーマが見つかれば、短時間で収益につながる仕事を始めることができます。

このように、自分の力量やかかる時間・お金などを総合的に考慮し、目の前にモヤモヤと見えかかっている仕事に取り組むかどうかを判断することも、ネオニートには必要です。
仕事をやり遂げたが、結果的にかかったコストのほうが高くて元を取れないようでは、どんなにきっちり仕上げたところで、ビジネスとしては失敗です。
会社員ならば、仕事を仕上げるだけでいいのですが、事業主の場合はそれよりももっと根本的なところからやらなければならないのです。

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