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会社員は本当に安定しているのか

転職するにしても起業するにしても、
きっかけは会社勤めが苦痛でたまらなくなったという場合が多いと思います。
ネオニートの決意となればなおさらでしょう。

ただ、会社員は仕事さえしていれば給料がもらえる上、
雇用保険や健康保険料の支払い、さらに確定申告まで会社が全部やってくれるため、
その安定した立場を捨てきれない人もいるでしょう。

たしかに毎月給料が振り込まれるのは会社員にしか味わえない喜びです。
しかし、それだけをもって会社員は安定しているなどと言えるものなのでしょうか。

リストラ・倒産の危険

言うまでもなく、現在は大企業の倒産さえ珍しくないご時世です。
中小企業や、社員が数名しかいない零細企業は常に倒産のリスクと背中合わせです。

また、倒産はなくてもリストラはどの企業にもあることです。
会社が経営不振になれば、
責任の軽い立場の社員から解雇もしくは給料カットなどの措置が及びます。
会社に行っても仕事が与えられない人や、自分から仕事を探しに行動しない人は、
リストラの標的になる可能性が高くなります。

自分で会社を作ったり、個人事業主になれば実感することと思いますが、
会社などというものは、いつどうなるか分からないものです。
こんな時代に、「俺は一流企業の社員だ、えっへん!」などとふんぞり返っている人は、
「僕は会社に依存している人間です。会社に見捨てられたらおしまいです」
というアピールに他なりません。

会社員は基本的に会社の命令には、それが合法なものであるかぎり逆らえません。
どれだけ会社のために尽くしていても、会社があなたを必要としなければ、
一方的に解雇されることもあるのです。

自分の中にも危険因子は潜んでいる

リストラや倒産の話をしましたが、それらは実はまだ恵まれているほうだと思います。
実際にリストラに遭って職を失った人には何という皮肉をと思われるかもしれませんが、
会社都合で退職できる人はまだ幸せです。
なぜなら、会社都合ならば失業給付も多く早くもらえますし、
再就職の面接で前の会社を辞めた理由を聞かれても答えやすいからです。

本当に不幸な人は、自己都合で辞めざるを得なくなった人です。
仕事についていけなくて精神的に病んでしまったり、
同僚や上司と気が合わず職場で孤立してしまったり、
いきなり転勤を命じられるなど、
リストラや倒産以外にも会社を辞めさせようとする因子は、
自分の中にたくさん潜んでいるのです。

実際に会社を辞めている人の大部分は自己都合退職です。
会社の経営が危なくなったから辞めているのではなく、
自分自身が会社になじめずに辞めてしまう場合のほうが圧倒的に多いのです。

現在は特に問題なく仕事を続けている人であっても、
いつ配置転換されてやりたくない仕事を担当させられるか分かりませんし、
いつパワハラ上司が異動してくるかもしれません。
あるいは転勤することになって、
住み慣れた住居と町を離れなければならないときがくるかもしれないのです。

そういう危険まで含めると、会社員は決して安定しているなどとは言えません。

いつ会社を辞めても大丈夫な体制を作ろう

管理が緩い会社だと、デスクワーク中にネットサーフィンをしていても大丈夫だったり、
一日中特に仕事が与えられなくてもちゃんと給料がもらえてしまったりします。

しかし、そんな夢のような状況は非常に危険なフラグです。

そこまで甘やかされた社員が、突然リストラに遭ったならば (遠からず遭うでしょう) 、
真性のニートにならざるを得ないでしょう。
もはや窓際族で、仕事をするという意識さえもなくなりかけているのですから。

こういう典型的な会社依存がもし自分の中にあるならば、早急に改善するべきです。
会社は依存するべき場所ではありません。

人が羨む有名企業の社員証も、ひとたび解雇されれば返却しなければならないのです。
心の支えを会社に委ねているような精神は捨て去り、
いつ会社を辞めても自信を持って生きられるような実力を身につけるべきです。